猫と暮らしたい話

猫が好きだ。たまらなく好きだ。飼ったことはないし、幼少期は犬派だった。触らせてくれるし。

猫が好きになったきっかけは覚えていない。確かわさびちゃんがきっかけだと思う。わさびちゃんについては語りだすと長いので省略するが、でもわさびちゃんによって猫という生き物のかわいさを知った。

まず、耳が可愛い。三角だ。三角じゃない猫もいるけど、大体三角だ。耳の先が可愛い。やわらかい。昔付き合ってた人に「じゃあ柴犬も猫じゃん」と言われたけどそれは違う。野暮な発想だ。猫の耳の三角具合は猫だからかわいい。でも柴犬もかわいい。

あと顔。平たくて可愛い。おでこがかわいい。鼻もかわいい。

それだけではない。猫の、あの気まぐれな感じがいい。擦り寄ってきたかと思うとダッシュで逃げる。噛み付いてきたかと思うとゴロゴロ甘えてくる。その横暴さがいい。たまらない。

柔らかいのが最高にいい。これに尽きるかもしれない。猫は柔らかい。爪と歯くらいしか固くない。よく引っ掻いてくるけどフォルム的には優しい生き物だ。たまらない。猫は最高の生き物だ。

ニートで暇なので、よく人生について考える。まず、猫が必要だ。人生に猫は欠かせない。
生活が安定したら、まず猫を迎えたい。
最早、猫と暮らすために生活を安定させたい。
あの小さくて、耳が三角で、柔らかい生き物と暮らしたい。