今日は辛かった話

今日は辛かった。そもそも体調が悪く、立ちくらみがひどくて朝から辛かった。退社後にご飯の約束していた、仲のいい社員さんが今日に限って機嫌が悪かったのも辛かった。ご飯中も、何話したらいいのか分かんなくて辛かった。

「やりたいことやっててすごいね〜」と言われて、ありがとうございますと返したら場がしんとしたから、もしやさっきのは嫌味で、やりたいことやってるけどでも金ないし世間体やばいっすよ的自虐話が求められていたのか…?と変に勘繰って話し出したら全然その話興味なさそうで、何て返しが求められていたのか、何を話したら盛り上がったのかまったく分からなくてきつかった。単に二人とも体調がそんなに良くなかっただけだろうけど、本当にしんどかった。雑談が苦手で、目的のはっきりしていない会話ができない。

コミュニケーション、できないわけじゃないけど、したくない。

きつい。つらい。楽しくない。愛想笑いしたくない。

よく、付き合いの浅い女性を褒めてしまう。容姿とか性格とか、良いところを見つけて徹底的に褒める。一応本心からではあるけど、こう言われたいだろうとか、こう言われたら気持ちいいだろうとか、気分良くなるだろう、っていう、これだけ書くと嫌な人間みたいだけど、コミュニケーション苦手人間なりに、うまくコミュニケーションできるように、好きになってもらえるように、計算して褒めていることが多い。結果、思惑通りすごい心を許してくれたり、大体それでその人の愚痴を聞くマシーンになっちゃうんだけど、そういう処世術をずっとやってきた。褒めまくる処世術。
今日帰りの電車で、実はそうやって私が人を褒めているように、私が褒められたいだけなんじゃないか、って気付いて、無性に虚しくなった。

もう、なんか、愛されたい。無条件に愛されたことなんか、赤ん坊の頃以来ない気がする。
私も無条件に褒められたい。いいところを見つけて欲しい。どうでもいい愚痴を零したい。愛されたい。絶対に嫌われない安心感がほしい。私みたいに見せかけの愛情かもしれないけど、それでもいい。心を置きたい。

でも最近、自分が挫けずここまでこれたのは、頼れる人間が自分しかいないからじゃないかと思うようになった。
自分と性質が似てて、駄目になってしまった人たちと自分を比較したとき、彼らと違う点は、私には甘やかしてくれる人がいない、ということだ。このことを思うと、頼れる人がいないことに絶望しないで済む。
多分どうでもいい愚痴を零したり、無条件に甘やかしてくれる相手が居たら、その瞬間駄目になってしまうと思う。
だから、死ぬまで一人で頑張ろう。

一人っきりのときしか、自分のことを大事にしてあげられない。
猫がほしい。体温がほしい。

とにかく今日はつらかった。一滴も飲めないお酒が飲みたいくらいつらい。嫌いなシャワー浴びて、お絵かきでもして、寝る。