風呂嫌いな話

風呂に入るのが昔から好きじゃない。めんどくさいのもそうだし、嫌悪感がある。多分溺れたら死ぬからだと思う。

シャワーだけでも億劫だ。水が嫌。水にあたるとげんなりする。
だから平気で3日は入らない。近所に住む親友に「そろそろ臭いよ」と言われたら入る。

冷え性なので、冬は湯船に浸かってからじゃないと眠れない。それが嫌で嫌で堪らなかったので、夏が来てハッピーだ。嬉しい。水に浸からなくてもよくなった。でも今度は匂い問題が発生した。私は自分の匂いに慣れているので全然いいんだけど、親友がちょっと嫌な顔をする。職場は、気を使い合う関係性なので、まだ何も言われてないのでよしとする(定期的に親友からジャッジを受けているので、ハラスメントにはなってないと願う)。

江國香織のエッセイを読んでいると、湯船にほとんど住む勢いで風呂好きとのことで、それを念頭に置いて改めて彼女の作品を読むと、ちゃんと風呂に入っている人の書く文章だなあと思う。湯気と石鹸の匂い。

最近、何か嫌なことの前(メールの返信、買い出し、作業)にブログを書くようにしてるんだけど、これを書き終わったら風呂に入る。気が進まない。